悲しい現実があります。

多くの中小個人規模の飲食店を経営しているオーナーさんは、立地調査を十分にやらずに出店をしています。

自分の感覚で、繁盛店を多く作ることができればいいですが、現実はそんなに甘くはありません。

初めのお店でたまたま上手くいきだすと・・・2号店、3号店と複数の店舗をだして、チェーン店さながらの経営をしようとする経営者の方がいます。

そのまま上昇気流に乗り続けることができ、売上も上がり続ければいいのですが、そんなことができる人は一握りにも満たないです。

巷でもよく話題になるので、誰でも気になっていると思いますが、「飲食店は立地商売」である。は本当にそうなのかを解説していきます。 

マクドナルドの事例

もしかして、すでに知っているかもしれないかもしれません。

マクドナルドがファーストフードチェーン店で、店舗展開して業績を伸ばしているの外食部門だけではないです。

今ではだいぶ昔さながらの収益構造ではないですが、間違いなく言えることは、世界を代表するファーストフード分野の外食チェーンを育て上げられたのは、外食の売り上げだけで成し得たものではないのです。

なぜあれだけの収益を上げ続けられたのか、というと「不動産業」をしているからです。

創業当時のマクドナルドは、経営が苦しくマクドナルド兄弟から商売の権利分を払い続けていました。

当時の経営者は、頑張って借金を重ねていくら店舗数を増やし続けても、一向に利益に転換できません。

マクドナルド兄弟に払うコミッション料金高額すぎたのです。

かといって、いまさらマクドナルド兄弟と別れるわけにも行かない・・

そんな状況から脱することができたのが、不動産業と外食を組み合わせるビジネスモデルにしたことでした。

駅前や人通りのある通称一等立地にマクドナルドを出店して、オーナーに貸し出します。

オーナーはマクドナルドに外食で得た利益の一部を支払います。

さらに場所を借りているお金も払うことになります。

もちろん事前の立地調査を完璧に行っている事はいうまでもありません。

この仕組みを取り入れることで、マクドナルド社はハンバーガーなどの商品代金との利益。

売り上げに対するコミッション料金、場所を貸ししているので場所代金。

このように複数の利益を得ることができたのです。

いまではこのビジネスモデルは崩壊しつつありますが、私たちが考える思考のヒントが十二分に隠されています。

この例を見習って、日本の外食チェーン店は店舗を増やしている会社が、いまも存在しています。

店舗がある場所が大事・・これからは?

前述の事例をもとに、日本の大手チェーン店はこのビジネスモデルをまねて、店舗数を増やし続けている会社もありました。

「ありました。」

と書いたのは、このビジネスモデルはあまりにも有名すぎるので、マネをする会社が続出してしまい、時代遅れとなってしまったのです。

あなたは物件を探すのに、不動産周りをしているのであれば理解しているとおもいますが。

「飲食店は立地がすべて」のように思っている人ばかりです。

実際に駅前の立地にある、貸店舗は空中階にあるにも関わらず、坪単価が驚くような価格で貸し出しをしています。

たとえば、あなたがラーメン屋を開業したいとします。

ラーメン屋を出すのに、駅前の空中階に出すわけにいきません。

なぜならラーメン屋は、席数を回転させ続けて売上を上げていく商売だからです。

このように立地は、あなたがどんな業態をするのかで、立地がいい、悪いが決まってきます。

そしてもし、あなたが駅前でなくローカルエリアで出店をするのであれば、インターネットを使うとか、生き残るために何らかの工夫が必要になります。

立地に対して、「あなた自身がどのようにとらえていくのか」を、はじめに考えておいたほうが、後で慌てずに済みそうですね。

ちなみに悪立地(3等立地)や4等立地といわれる、過疎地で飲食店をして成功しているお店もあります。

それらのお店に共通して繁盛している事があります。

集客を自分たちで行っていることです。

これからは、「どんな情報を出してお客さんに来店してもらうか」を考えて、実行している飲食店が生き残ります。

立地調査をおこない、集客をどのようにしていくのか?から考えて、行動したほうが成功しやすいといえるでしょう。