これは多くの飲食店経営者の頭を悩ませている問題です。

なぜなら、内装工事の坪当たりの工事費用相場の開きが大きすぎて、何を基準に選んでいいのか分からないのです。

仮に、友人が工事したお店の坪数と内外装費用を聞いたところで、余り当てにはできません。

なぜなら、物件によって見えない設備などがあります。

その設備の整備次第で、予想よりも多く資金が必要になることが、多々あるのです。

さらに、スケルトンと居抜きでも内装費用が変わります。

このことから言えることは、必ず合い見積もりを取り、よく考えたうえで工事を依頼する方が良いといえます。

この記事では不透明すぎる内装料金について説明します。

一般的な坪工事単価

一般的な相場を出すときに条件があります。

それはデザインを入れない場合です。

デザインを入れるか入れないかで、坪当たりの工事単価が大きく変わります。

普通の工務店などに依頼して内装をした場合は、坪当たり30〜高くても50万くらいです。

安くできるところは、もっと安くすることもできます。

なので。

デザインを入れずに、内装工事だけなら10坪の店舗で300万円〜500万円程度です。

もし同じ単価で坪数が大きければ、坪当たりの工事単価は下がります。

例えば、30坪のお店の内外装の場合。

10坪の内装の計算だと300万円からなのに、30坪で900万円ではなく800万円になったり、さらに下がることだってあります。

これは料理と同じです。

数が大きいほど、一人当たり(一坪当たり)の単価が下がるのと同じ原理です。

これにデザイン料が加わると、さらに上がる可能性があるので、事前に確認をしておいたほうがいいでしょう。

工事は基本分業で行う

店舗をまだ、一度も作ったことがないあなたは驚くかもしれませんが、内装工事は全て分業で行います。

電気の配線や設置関係は電気専門技師。

キッチンの防水床や水道関係などは水道専門の人。

壁を塗ったりする人は塗装屋さん…

これらを仕切るのが現場監督。

これが一般的な工事のやり方です。

このやり方をするのは理由があります。

それは他の現場を、分担で請け負いながら内外装工事を行い、売上を上げているのです。

もしあなたが「それは嫌だな」と思ったら事前に、この話を持ち出し交渉してみるのもいいでしょう。

都市部は別として田舎家ローカルエリアなどでは、工事の案件自体が少ないので、きめ細やかな内装工事をしてくれるかもしれません。

しかし、基本的には工事は分業で行っていることを理解しておいた方がいいです。

そしてこれも、絶対に知っておいてほしいのですが、内装工事の大半の金額を占めるのは厨房設備です。

厨房工事とは防水床や配線などのインフラ関係です。

この費用はあまり見えないし直接のデザインに関係ないので、できれば削減したいと思うかたが多いです。

しかし、この費用をケチってしまうと、あとで改装をするとき何倍もの費用が必要になるでしょう。

厨房設備工事が伴う内装は、コストが余計に掛かると思っておいた方がいいです。

内装代金とデザイン料金

上記でも書きましたが、基本は全て分業です。

飲食店のように調理も接客もレジもお見送りもレジ閉めも・・

あれもこれも一人の人がやることはないです。

これはデザインも同じです。

デザイナーが入ると入らないでは、坪当たりの工事費用も変わると前述しました。

これは、デザインだけを専門に受注している会社を入れた場合です。

デザインだけを専門として、途中の工事の進捗状況をみながら完成させていく、これが主なデザイン会社の仕事です。

あなたが、デザイン性を重視した飲食店を開業したいならば、デザイン会社と内装業者は別の場合も考慮しておいた方がいいでしょう。

その場合。

内外装費用の他にデザイン費用も掛かります。

どのくらいかかるのかは、デザイン事務所によって様々です。

デザイン費用はあなたが工事した、内外装費用の5%〜10%程度が多いようです。

名前が売れているデザイナーとかになると、もっと高額のフィーが掛かります。

もしあなたが、デザイン事務所はチョットと思うのであれば、内装業者の中にデザインもできる内装業者もいるので、そちらを利用した方がいいかもしれません。

内外装業者に仕事を依頼するときは、その辺りもよく確認をしてから工事を依頼する方が、後々揉めないで済むと思います。

飲食店開業の大半の資金を占めてしまう内外装工事。

決して他人任せにはしないようにしたいものです。

このように飲食業界とは全く様子が違う業界なので、事前に納得がいくまで聞いておいた方がいいでしょう。