日本は他の国から類を見ないくらい経済で成長しています。

しかし、経済がここまで成長したのに、なぜか日本人独特の悪しき概念があります。

それが「金儲けは悪」だと思い込みです。

そもそも日本がここまでの経済大国になり、豊かな生活を送ることができるのは、日本企業が利益を出し続けてきたことにあります。

もし、日本企業がお金を稼ぐことができないようならば、今の日本ではないのかもしれません。

会社が存在する目的は利益を出すことです。

もっと分かりやすくお伝えすると、お金を稼ぐために会社があると言えます。

お金を稼ぐためには、他の国やライバル企業に負けないような、商品開発を行っていかなければなりません。

商品を通してお客さんの不満や不安、不便などを解消しその対価としてお金を貰っているのです。

その概念を理解せずに「金儲けは悪」と思うことは間違っています。

お金に対して知識もなくその様な事を思ったり、口に出す時点で「自分はお金を稼げない」と宣言しているようなものなのです。

このページでは金儲けは悪いことではないという概念の説明をします。

お金を稼げない会社は潰れる

世間的にみて、赤字が続いている会社やお店「お客さんに必要とされていない」です。

この事実を知らずに、料理自慢などをしているお店もありますが、冷静に考えれば小学生でも分かることだと思います。

お金を稼ぐ力がない会社だと、スタッフの給料を払うことができません。

そして、国や地方からしてみると税金が入ってきません。

銀行や政策公庫からすれば、貸し倒れ(不良債権)となるリスクが上がるだけです。

このことから言えるように、いくらいい料理やサービスを提供しようとしても、世間から見たら稼いでいない会社やお店は必要とされていないのです。

世間や、お客さんから必要とされるためにも稼ぐ力は必要になります。

もし稼ぐ力がないなら、今すぐにでも身に着けなければなりません。

とはいっても。

多くの飲食店はトントンの経営もしくは赤字経営ばかりです。

私自身も以前。

お店を開業してから資金が底をつき、借金で首が回らない状態になった時もあります。

今思うと、あのまま料理やサービスだけに力を注いでいたら、今こうして経営のことをお教えすることもできませんし‥

ましてや。

人様のお店の業績に関して、アレコレとアドバイスもできないですし、売上や利益も上げられないと思います。

これは私が苦い経験をしたから、強く言えることでもありますが、綺麗事抜きでハッキリ申し上げて「金がなきゃ、何もできない」です。

金がないと開き直っている店主を見ますが、あれでは潰れるのを待ち続けているだけです。

私は失敗を通して、このやり方はダメだなと学ぶことができ、それからお店の経営の舵を大きく切り替えた経験があります。

その経験を元にして、一部のヤル気のある飲食店に対してだけ、経営コンサルティングをしています。

私のコンサルティングを受けて、業績が回復した飲食店も多くなってきています。

このことから言えることは、料理やサービスの質をよくするだけではお金を稼ぐことはできないことです。

料理人やサービスマンの意地だけで、飲食店を構えているお店がありますが、商品やサービスだけで繁盛店にすることは、馬券で単勝を当てるくらい難しいです。

繁盛店とは、満席の店という意味ではなく利益が残っているのかのことです。

利益が会社やお店の成長の源泉です。

利益がないことには何もできないことを、知っておいてください。

 

理想ばかり口にしても先立つものがない

このサイトを立ち上げて、運営をしていることから分かる通り、私は飲食業に長く従事しています。

この業界に長くいるので、飲食に関わる人たちの独特の風習も良く知っています。

その中で特に、料理にこだわりを持っている店主や経営者に多いのですが、「金を稼げなくても無償で業界に貢献しなければならない」と考える方がいます。

しかし、このような思考がある以上、実際問題。

本人の考えとは裏腹に、全く貢献できていない事を分らなければなりません。

イベントを開催したり、何かの活動を行うときは必ずお金が必要になります。

例えば、自分の地元に貢献したと思い。

地元の有志が集まり、参加者の方々へ無料で料理を教えたいと思ったとき、当然ながら、現地のキッチン付きで集まれる場所や食材の調達費用、現地で手伝ってくれるスタッフの費用などが発生します。

これが無償であれば、現地で教えるあなたはいいかもしれませんが、周りでサポートをしてくれるスタッフのヤル気は失せてしまいます。

そして料理教室の維持費も賄えなくなります。

しかし、これが商売として捉えることができれば、もっと有名店の料理長を呼ぶことができ、現地に専門スタッフとして雇用を生み出すこともできます。

人を多く使うことで大きな収益を生み出し、その収益を使い再投資を続けていくことで大きな社会貢献へと繋げることができます。

これは一例です。

世間では、これと似たようなことに取り組み、傍から見れば立派に見えますが‥

結局のところ。

「無料で何かして素晴らしい」と思える前に、無料で行うことが辛くなってきます。

結局は継続をしていくことが難しい、と行動してから気が付きます。

このような事を言っている方たちは「自分には社会貢献を行うだけの力がない」と宣言していることにもなるのです。

だからこそ。

 

あなたはお金を稼がなくてはならないのです。

もし地元で料理を教えるならば無料ではなく、参加費をもらうや地元の食材を知ってもらうためにプロモーションなどをして、お金が生まれるようにしなければなりません。

自分がお金を稼いでいて、豊かになったり、その余裕ができた時に初めて、社会貢献を考えるべきです。

仮に、お店や会社が現在の経営状況があまりよくなく、資金が底を付き始めている時に、あなたの地元に満足のいく社会貢献はできるでしょうか?

それよりも今は、自分たちに降りかかっている難題を解決したり、収益構造を見直したり、 他の心配をするより自分の心配を解決したほうが良くないでしょうか?

もし、本気で会社を上げて社会貢献をしたいのであれば、自分の会社が十分儲けることができて、初めてできることなのです。

儲かっていなければ、働いてくれるスタッフの給料も払えないし、原材料を卸してくれている業者にも、代金を支払うことができません。

それに、あなたの給料だって稼いでいないのに、貰えるわけはないのです。

スタッフやあなたににも家族がいると思います。

会社に関わりのある、すべての人の生活を保障できるだけの収益があり、かつ社会貢献をしたいならばすればいいと思います。

中途半端な稼ぎ方では、社会貢献をしても周りに迷惑を掛けることにもなります。

十分に儲けが出てからした方が、本当の意味で長く社会に貢献できるので大きな意味で感謝されます。

間違っても。

周囲の犠牲を顧みず、自分の欲だけで行動は慎んだ方がいいです。

最後にもう一度書きますが、稼ぐことは悪くないです。

むしろ。

稼いでいない方が世間にとって悪です。