これは特に、中小規模でお店を経営されている会社などに多いですが、

「ランチ営業を終了にしたいけどやめれない。」

こんな声をよくお聞きすることがあります。

ランチ営業はディナー営業と比べて、利益も薄いですし売上も低いです。

その割にかなり忙しいです。(少ないスタッフなので余計です。)

 

このような条件の中で、本当にランチ営業をしなければならないのか
疑問が残ります。

 

現在、ランチ営業で奮闘しているお店の店主や
会社単位でお店を経営しているオーナーの皆さん本音は、

 

「儲からないランチ営業をやめたい。」

 

と心の中では思っていることでしょう。

 

しかし、現実を見ると‥

中々ランチ営業を終了することができない・・

 

このようなお店が多いのではないでしょうか?

 

これは私個人的な意見として読んでいただきたいのですが。

 

中小規模の飲食店。

 

特に味にこだわりのあるお店はランチ営業に力を入れるよりも、
ディナータイムに力を入れるべき、このように思います。

 

このページでは「ランチ営業を今すぐやめるべき3つの理由」を説明します。

 

なぜ儲からないランチをやらなければならないのか

これはお店のビジネスモデルに大きく関係してきます。

 

もし、ランチの売上を見込んでいるような。

スタッフをたくさん雇いお金を大きく回していきたい。

 

このようなビジネスモデルの場合は
必然的に損益分岐点が高くなります。

 

その場合。

 

少しでも損益分岐点を下げなくてはならないので
ランチ営業は必須となります。

 

対して。

 

客席は20坪程度のお店で、料理には並々ならぬこだわりがあり
ディナータイムの客単価を高めに設定しても集客できる自信があるならば。

ランチ営業はしないでもいいのかもしれません。

 

その方が利益を残しやすいでしょう。

 

かなり極端な例を出しました。

 

何れにしてもビジネスモデルでき次第ランチ営業をするのか
それともしないのかと大きく分かれていきます。

 

私、個人のオススメはどのようなビジネスモデルなのかと言うと
だんぜん後者の方です。

 

前者は、飲食大手チェーン店が得意とするビジネスモデルですので
中小規模の会社やお店が真似をしても自らの首を絞めているようなものです。

 

すでに数店舗を店舗展開している場合は少し状況が変わります。

 

それは別の機会に述べるとして、
ランチタイムに儲けることは難しいという話にしましょう。

 

ランチタイム営業の最大の特徴は客単価にあります。

 

ディナータイム営業に比べると極端なまでに客単価が安いのです。

 

ご存知かどうかは知りませんが
ディナータイムそこそこの値段をとっているお店が。

 

ランチタイムを普段の価格ではなく
似たようなクオリティーのメニューを激安にして営業しているのは
世界的に見て日本くらいしかありません。

 

なぜか分かりませんが、ランチタイムは通常の価格(同じメニューであっても)
よりも下げて営業をしているお店が、とても多いことに驚きます。

 

そのような状況の中、ランチタイムの営業で利益を
残そうと思うこと自体が至難の技だと思いませんか?

 

しかし、その事実を知らない多くの飲食店は、隣のお店の値付けを見て。

 

「うちも値段を下げなければお客さんが来ない」

 

と思い込み必要以上に価格を下げてしまいます。

 

ただでさえ薄利のランチなのに
さらに利益を薄くしてしまっているのです。

 

利益が薄いので、当然ながら数(客数)を多く入れる必要が出てきます。

 

そうすると、人手が必要です。

 

その結果、人件費が余計に必要になります。

 

材料費も増えることになるので
ランチ営業に対するコストが増えていきます。

 

当初想定していた客数よりも
多く集客をしなければ利益に転換ができなくなります。

 

ランチを行う目的を決める

上記のビジネスモデルの問題は
飲食店を経営しているならずっと付きまとうことです。

 

では。

どうすればランチを営業する意義があり
利益が残るようになるのかですが‥

 

2つ目のやめるべき理由は「目的を決めること」

 

コンサルとして活動をして
私がランチ営業をしている店舗に対して思うことです。

 

多くの飲食店は、ランチ営業をしたくないのにしています。

 

では、視点を利益だけにせず。

別の目的のためにランチ営業をする
このように思考をチェンジしたらどうでしょう。

例えば、ランチを行う目的として 。

・ディナータイムへ誘導するためにリスト取りのため

・ディナータイムの売れ残りだけを販売するため

・ランチだけは品数を少なくして回転率を高めてみる

 

これは一例ですが、どんな目的でも良いでしょう。

 

ランチに来店してくれる、
お客さんの期待を裏切るような行為は慎み
あくまでもお店としては目的のためにランチ営業をしている。

 

このように、ただ漠然と営業をしているよりも
何か目的があればそこに向かっていくことができます。

 

ランチも捨てたものではないかもしれません。

 

ランチは儲からない!という思考を変えることで
大きな売上を手にしているお店も実際にあるので
是非やってみてください。

 

ランチの営業スタイルを見直すべき

ランチ営業スタイルを見直せないのであれば
「無理してやる必要はない」と思っています。

 

理由は、スタッフに負担をかけてまで営業をしても。

 

売上と利益が上がらないのなら、
無理にランチをやる意義はない
と思うからです。

 

このような理由があるからには裏があります。

 

思っているだけで行動していないのではなく
次に述べるような根拠がある上で
「無理してやる必要はないのでは?」と断言できます。

 

では、何をしているのかというと、
ディナータイムに向けて仕込みや料理を作ることも大事ですが
これではディナータイムにお客さんが来るかどうか分かりません。

 

私が現在。

 

コンサルを通して見ている
イタリア料理店では平日のランチを辞めました。

 

平日ランチの売上を見ると月間で大体60万円くらいでした。

 

そこそこ売っているからいいのではないのか、と思いましたが…

 

店主が平日のランチを辞めたいというので
ディナータイムに来店してもらえるよう販促活動も
合わせて行ってもらいました。

 

ディナータイムの客単価をあげるべく
情報発信をしたり、看板を替えたりしました。

 

私が指導アドバイスして、できることはすべて行った結果。

 

平日ランチの月間売上の60万円を。

ランチの月商売上を、はるかに超える月商を達成することができました。

 

このようにランチをただやめるのではなく
何か目的を持って行動をした方がより良い成果に結びつきます。

 

まずは、ランチ営業の売上の数字を見て考えてもいいかもしれません。

 

その上で、どのような目的のために営業するのか?

それともやめてディナーだけに絞るのか?

 

を検討した方がいいでしょう。