飲食店を含む、店舗型商売の大きな特徴として、売上のアップダウンが「日によってバラきが多い」ことが挙げられます。

そのような商売をしているので、当然、売上は安定しません。

飲食店を経営する店主やオーナーが、最も頭を悩ませていることの一つだと言えます。

売上が安定しない理由は、天候によって左右されてしまうことです。

雨が降れば客入りは少なくなり。雪や台風の時も交通機関の影響をもろに受けてしまうので、売上見込みがズレてしまうのです。

そして、政治的な理由で、景気が低迷したり消費が鈍くなったりすると、他の業界は緩やかに変化するのに、飲食業界では顕著に売上に影響を及ぼします。

これらの事柄は、自社努力ではどうしようもないことです。

とにかく、他にも、いくつも指が折れるくらいの不安定要素が多いので、売上が安定しにくいのではないでしょうか。

昨日は、売上は良かったけど、今日はガラガラ、明日は予約が少ない、など売上に対して、神経質にならざるえないのが飲食店の現状です。

ではこの先も売上が、安定しない経営を続けなければならないのかと言うと、自社努力でいくらでも改善できます。

世の中にある、飲食店の多くは、未だにお客さんを待ち続けています。

そうではなく、自らお客さんにアプローチをして、来店してもらえば、売上のアップダウンに悩む必要がなくなる、のではないでしょうか?

その方法こそが「集客」です。

この記事では、根本的に、飲食店はなぜ売上が安定しないのかを、細かく説明するとともに、「集客をしなければならない理由」などを含め説明します。

 

集客という概念のない業界

今から数十年前の飲食店業界では、高度成長期も相まって店舗を多く出店していました。

また、それを望むお客さんの数が多かったので、お店を開ければ、勝手にお客さんが来店する。そんな時代だったのです。

しかし、時代は移り変わっていきます。

店舗数の肥大化に伴い、お客さんが外食をする選択肢が増えていき、今までの構図が、大きく変わっていきます。

そうなると、従来のお店の経営の仕方ではお店は維持できません。

お店を開ければ、お客さんが来店していたのを、今度は、自分たちから、お客さんに来店してもらえるように、働きかける必要が出てきました。

しかし、この業界に従事しているあなたは、既にご存知だとは思いますが、飲食業界や店舗商売をしている業界は基本的に店や事務所にこもりきりです。

なので、正直。

外部からの新情報はあまり入ってきません。

周りを見渡せば、遥か前にITバブルがあり、世の中の流れが大きく変わってきています。

手短にお伝えすると、このくらいの差があるのです。

飲食店の店主やオーナーは、パソコン作業が苦手な方が多いです。

他の業界に目を向ければ、出来て当たり前です。

そのような、情報や世間の常識的な流れに乗れればいいですが、お店を営業していると、日々の忙しさや、売上のアップダウンが気になり、中々、手を出すこともできないのではないでしょうか。

今まで、当たり前だった飲食店業界独特の悪しき概念に縛られて、新しい時代の変化に、対応できないで苦しんでいるお店が多いように感じます。

飲食店業界に古くから蔓延っている概念は、他の業界と比べても根強いです。

しかし、売上を伸ばしたい!と強く思うのであれば、今まで慣れ親しんできた概念ではなく。

新しい「思考」「概念」再インストールする必要があります。

私が、様々な飲食店の店主や、会社単位で複数店舗を、出店しているオーナーと話して気がつくことがあります。

それは、売上を伸ばして安定させたければ、スタッフではなく、自分で集客を学ぶ必要がある。このように感じるのです。

 

事実から逃げているから安定しない

これから、日本の人口が減る事実は変わりません。

次に予想されることは、今まで以上に「売上を確保」するのが難しくなります。

これは、飲食業界に限らず、すべての会社に言えることとはいえ、深刻な問題だと思います。

月単位で見ると、売上のアップダウンはそれほど感じないかもしれません。

しかし、半年単位でみたらどうでしょう。

半年間の間に赤字の月が多ければ、資金繰りが苦しくなっているのを、見過ごしていることに、繋がるのではないでしょうか?

もしかしたら、あなたの友人や、知り合いのお店は、集客をせずに売上が上がっているかもしれません。

でも、それはあなたではなく友人たちです。

それに、あなた自身は内心。

「売上を安定させたい」と願っているのに、知り合いは、全くそのようなことを考えていないかもしれないのです。

つまり、あなたの周りの店舗は、集客を行い「売上を安定させていく」このような概念が始めからないのです。

もしこのまま、周りに合わせたのを、外から見たら「安心だよね」と思われるかもしれません。

でも、それが許されるのは、周りのお店の売上と、あなたのお店の売上が良いときだけです。

前述の通り、他のお店は集客という概念がないので、売上のアップダウンは必ず起こります。

これではまるで、「赤信号みんなで渡れば怖くない」と言っているようなものです。

商売の世界では、赤信号を皆で渡れば、「まとめて引き殺されてしまう」のがオチです。

もしかしたら、一番始めに潰れてしまうのは、あなたの会社やお店かもしれないのです。

 

売上を上げる方法を知っておくべき

私の古くからの友人に、oさんという方がいます。

彼は元々バリバリの職人です。

前、勤めていた会社では、部下が18人くらい束ねている総料理長でした。

今は、念願であった自分のお店を持ち、毎日奮闘していますが、開業から1年半ほどたった今は、かなり売上は不調のようです。

用意しておいた、運転資金も底をつき始めているようです。

そんな時、相談をされました。

通常、知り合いや友人にはアドバイスをしないこと、にしていますが、彼とは数十年来の付き合いということもあり、一つだけアドバイスをすることにしたのです。

彼のお店は、新規客も欲しいところですが、一番の問題は「リピート客」にありそうでした。

つまり、まだ開業から日が浅いので一般のお客さんには、あまり知られていないのです。

一度来店したお客さんが、一度きり状態になっています。

本来であれば、リピーターから売上が上がるのに、彼のお店は売上を上げる方法がないので、損失をしているように感じました。

そこで、一番取り組みやすいポイントカードを提案しました。

通常のポイントカードは、「何度も来店しないと」ポイントがすべて埋まることはありません。

これでは、お店側はリピートして売上を安定させたいのに、そもそも、そのカードではポイントが貯まらないので、他のお店へと行かれてしまいます。

そこで、作成したのが、簡単にポイントが埋まるように工夫が施された「ポイントカード」です。

全部で3つのポイントが埋まれば、お店側から何かしらサービスをする、という特典付きのカードです。

このように説明すると決まって「今更ポイントカードですか。」と意見をいただきます。

もし、あなたがそのように思っているなら、大事なキーポイントを見逃しているかもしれません。

「ポイントカード」はやり方次第で、リピートを促進させることができます。

やり方に古い、新しいは関係ありません。

そこにあるのは事実だけなのです。

集客はスキルである

もし、この記事をお読みになり、本気で集客をして売上を安定させたい、と思っているならば、一度、専門的に勉強する必要があります。

例えば、今まであなたは料理やドリンク、そしてサービスを学ぶためには、何十年もその業界に従事しつ続けて、始めてお店を持ったと思います。

料理やドリンク作りも、一度行っただけでは、(上手に作れる)という成果には、繋がることはありませんよね。

集客も同じです。

集客は簡単なように見えます。

実際はそうではなく、安定して集客できるようになるには、専門的な思考や概念を学びとり、それを行動に落としていかなくては、成果には繋がらないスキルなのです。

もし、今後、店舗経営を安定させたいと願うならば、集客の勉強はした方がいいでしょう。

始めは、思うような成果は出ないかもしれません。

しかし、続けていれば必ず一定の成果は出てきます。

頑張って集客を学んでください。