お店を継続して経営していくためには、売上はとても大事です。

 

しかし、若い時。

 

30代の前半などでお店を“勢い”だけで作ってしまい、売上を上げる手段が分からずに“迷走”している店主を多く見受けます。

 

ご自身でお店を“30代”という若い時に、独立して経営までして素晴らしいと思います。

 

しかし、20代の延長で「なんでもできるだろう」と勢いだけでお店を作ってしまい、若いだけに借金ができてしまうので、数年経ってから経営が傾いていることに気がつくようです。

 

そのような状況に陥った時に、思い出して欲しいのですが。

 

なぜ独立したのでしょうか?

 

人によっては、自分の作る料理を食べて欲しいと思うかもしれません。

 

また、違う人は1号店は早く立ち上げて、繁盛店にするためなのかもしれません。

 

つまり創業した店主の想いを形にしたのが、お店なのではないでしょうか?

 

想いを形にしたつもりで、始めたことなのかもしれませんが、勢いで経営しているので、実際の経営状況は想像をしていた売上があるのかさえ、分からなくなったりしているものです。

 

当初の予定よりも、実は大幅に苦戦をしていたり、売上は順調に推移しているが今一つ売上が伸びていかない。

 

などの“やってみて初めて分かる問題”ばかりに“意気消沈”するのも無理はありません。

 

これらは実践して初めて分かることだとは思います。

 

集客をしたり、売上を作ることに対して“気合い”でできる思っている。

 

もしくは、「なんとかなるさ。」と思っているならば、もしかしたら40代を迎えずにお店を閉店する羽目になるかもしれないです。

 

この章では、売上を「簡単にあげられる」と思い込んでしまう、あなた自身にある“隠された気持ち”を炙り出していこうと思います。

 

「炙り出す」と言っても、無理難題を吹っかけるようなことはしません。

 

できるだけ、30代の店主やオーナーに解りやすく説明をしますのでご安心ください。

気合だけじゃ続かない

これは飲食店の中でも、ラーメン屋、居酒屋、焼肉屋、専門的な料理屋など、お店の数が多い、もしくは味だけで勝負と思っている業態を営業している店主に多い現象だと思います。

 

このページをお読みのあなたは、以下のような思いがあってお店を開いたのではないでしょうか?

 

「味で勝負だ!」「美味い料理を出していれば客は来る!」
こうして文字に起こすとかなり強い言葉の印象があります。

 

しかし、半ば自分自身に“洗脳”をかけているのではないのかと思えるくらい、気合だけを頼りに営業をしているお店が、一部だと思いますが根強く残っているのが飲食業界です。

 

このようなお店に「味」のことを反論をしようものなら、怒りの“鉄拳”が自分に向かってきそうな気合です。

 

ここまで極端なお店は、時代とともに少なくなりましたが、飲食店の悪しき習慣としてまだ根強く残っています。

 

正直申し上げて、このようなことを考えて、頑なに「悪しき慣習」を守っているのは飲食店くらいです。

 

世間一般から飲食業界を見たら「なんと隔たりが大きい古い世界なんだ!!」と驚く方ばかりだと思います。

 

今のままでは茹でガエル状態

時代が変わっていく中で、それでもまだ30代のうちは「気合だ!」とか言っていられるかもしれません。

 

しかし、時間は刻々と時を刻んでいっています。

 

私が個人的ではありますが、飲食業界の将来を懸念することがあります。

 

それは、20代〜30代をいままでと同じような「悪しき慣習」の中で過ごし、このまま年を取り40代や50代になった時。

 

いままでの思考や価値観が通じなくなり、しなくても良い苦労をしてしまうであろう店主や飲食店オーナーが、後を絶たなくなるような気がするのです。

 

つまり、若い30代の時に、「気合だけでは売上は上がらない」と、現実視ができるようにならなければ、“茹でガエル”となってしまい。

 

40代、50代と年をとった時には、完全に茹で上がっているカエルのようになっています。

 

茹で上がった状態の40代から先の人生となると。

 

何をやっても「否定的に物事を捉え」ます。

 

そして近寄ってくる人に対して、「どうやって使ってやろうか」など、すべてが“自分主体”で傲慢でワガママになっていきます。

 

そして恐ろしいことに、売上を上げることは“簡単”だと思い込んでいるのです。

 

その証拠に、そのように過ごしてきた40代、50代の店主は店に一日中篭っています。

 

彼らの売上を上げる手段としては、“店で待ち続けて”いればお客さんが勝手に来店してくれる、と思っていることです。

 

誤解のないように述べますが、茹でガエルをご自身で望んでいるならばそれでも良いです。

 

しかし、売上を伸ばしていきたい、などの前向きな気持ちを持っていても「店にこもりきり」では何も起こりえないです。

 

そして、なにを行うにしても否定的に捉えるので、業績は回復はしないのではないでしょうか。

 

このような思考にならないためには、今の自分が「茹でガエル状態なんだ」と30代の時に認識していることです。

 

自分の置かれた状況や立場を客観的に見れることは、今後何年にも渡ってお店を経営そして維持していくためには大事なことです。

 

その時に思って欲しいことがあります。

 

今行っていることは「時間が教えてくれる」と思って欲しいのです。

 

 

辛い時が続くわけではない

長くお店を経営していると、必ず1度や2度はジリ貧でとても辛い時期があると思います。

 

その時にこそ「辛い時が続くわけではない」つまり、今の状況がずっと続くわけではなく、いつかは「時間が後になって教えてくれる」と思って欲しいのです。

 

例えば、上記では辛い事に焦点を当てましたが、逆もあります。

 

「楽しい時期が続く訳ではない」と受け取る事もできます。

 

どちらとも共通している事は、その時に起こっている事はずっと続くのではなく、あくまでも一時的な事なんだという事です。

 

集客が簡単だと思い込み、チラシやHP作成、DMなどを作成すると分かりますが、慣れるまでは決して簡単ではないです。

 

むしろ、今まで全く行った事がない事ばかりなので“失敗の連続”だと思います。

 

30代という世間でいう若い時にこそ、難しいと呼ばれる集客のスキルを獲得できたら、そのあとの人生が変わると思ったほうが、その後に待ち構えている壁を簡単に越えることができます。

 

何れにしても売上は「簡単には上げる事はできない」
という事を知っておいてください。