なぜ、「メニューが注文されて売れるのか」を考えたことはあるでしょうか?

商売の世界で、売る側としては商品を売らなければ売上にはなりません。

 

そのために、頑張って開発した商品やメニューをSNSや、ホームページなどに投稿をして全面的にアピールしています。

 

商売を既にしているあなたはこの時。

 

どうしてお客さんは提案した商品やメニューを、注文する必要があるのか?を考える必要があります。

 

 

相手側の視点にどれだけ立つことができるか

ここで、大事な思考としては「なぜ、お客さんは自社や自店舗の商品が欲しいと思っているのか」を考えなくてはなりません。

つまり、相手側に立って思考できるかどうかになります。

 

多くのお店や会社は

「自分が作ったメニューは最高!!」

「コスパもいいし売れない理由はない!!」

などと思っています。

 

実は“ココ”に売れない原因があります。

 

来店したり購入してくれた「お客さんのことをよく見ていない」のです。

 

少し大きな視点で述べていくので、想像しながらお読みください。

 

人が何か商品を購入するとき、その商品が欲しいから買っているわけではありません。

 

この意味をあなたは理解できるでしょうか?

 

その商品から得られることに対して期待して商品を購入しています。

 

例えば、新しい洋服を買うとき。

 

なぜ、まだ十分に着ることができる洋服を持っているのに購入するのでしょう。

 

洋服のデザインが気に入ったり、着心地がよいなどの理由があると思います。

 

では、もう一回質問をさせてください。

 

購入した洋服を着て、どのような場所やコトに行きたいと思っていますか?

 

人によってはデートに着る服や、来週海外に旅行に出かけるのでその時に着ていける涼しい服など、購入者のシチュエーションによって何を買うか決めていると思います。

 

これと同じような人間の欲求が、飲食店を利用するときにも当てはまります。

 

もし、今ひとつピン!とこないようでしたら。

 

自分が他の店舗で何か商品を購入したり、近隣のお店へ食事に行き、メニューを注文すればわかると思います。

 

答えは顧客にある

例えば、昔から仲の良い友人と会い食事に行くときは、どんなお店を選ぶでしょう。

 

私だけかもしれませんが、お店を探すのが面倒と感じることがあるので、お互いの家から近いお店にしてしまいます。。

 

そして、仲の良い友人が男性同士であれば、居酒屋や焼肉などに行くことでしょう。

 

では、これがデートならどうですか?

 

長い付き合いの夫婦やカップルであれば、近くの定食屋やラーメン屋に行くかもしれませんが、少なくとも付き合い始めの頃はこれらのお店にはいかないと思います。

 

自分が住んでいるエリアから、多少離れていても雰囲気の良いお店を選ぶでしょう。

 

これらを踏まえた上で、考えてほしいのですが。

 

どうして「多少離れていても雰囲気重視のお店に決める」

 

このような行動に出るのでしょうか?

 

デートでラーメンを食べてはいけないとか、仲の良いう友人同士で客単価30000円以上する高級店で食事してはいけない、というルールはないはずです。

 

初デートでラーメンを食べている人を見ることは稀です。
(私は見たことがありません)

 

このような時。

 

デートで食事をすることは単純に「この料理が食べたい!!」というだけではありません。

 

このカップルとっては食事も大事だけども、デートを目的として「お互いの親睦を深めるため」に、そのお店へ食事に行っています。

 

ちなみに、このシチュエーションに当てはまるのは、若いカップルだけではないです。

 

不倫しているカップルや、これから不倫をするために食事をしているのかもしれません。

 

このように、飲食店は食事を提供すれば良いわけではありません。

 

来店しよう!と検討しているお客さんは、料理だけを食べたいのではなく。

 

そのお店へ訪れて「何かのために」という、お客さんが持っている価値を感じているものに対してお金を払っています。

 

ここまでお読みになれば、単純に良いと思っている料理にお客さんが集まっているのではない。

 

いいメニューが置いてある=売れないわけがない


という考えが根性論のように思えてくるのではないでしょうか?

 

料理だけで売れるお店にできないのか

これはケースバイケースで十分成立できます。

 

なぜなら、上記で述べたお客さんが感じる価値を提供できて、さらにお店に置いてあるメニューの力があれば尚更、人気メニューがあるお店にすることができるでしょう。

 

これは、どの商売にも同じことが言えます。

 

今、こうして執筆している間にもカード会社の営業が来ました。

 

私は興味がないので断りましたが、もし、私が営業であればいきなり「クレジットカードの手数料が安くなります」と言われても響きません。

 

これを「カード手数料が毎日の売上から3%安くなり、その浮いた手数料でスタッフとの食事会や、ご家族との食事など2回分の食事代が出ますよ」と言われれば、少なくても彼の話を聞いてもいいかなと思うはずです。

 

この場合では、クレジットカード手数料を安く抑えることで、「スタッフに感謝されるような使い道や、普段迷惑をかけているであろう家族に対して食事が提供出来る」という価値に対して興味が出てくるのです。

 

しかし、ハッキリと述べてしまうと。

 

別にこの会社が提供しているクレジットカード端末である必要はなく、経費を浮かして周りに関わっている人たちを幸せにするのであれば、この会社である必要ないのです。

 

このように、マーケティングの根本的な基礎では「お客さんはあなたが提供してる商品を欲しいではない」という思考から始まります。

 

これを理解していないで「自分のお店のメニューは売れる!!」と思っていると、数年後にはすぐに売れなくなり、その原因が分からなくなるでしょう。

 

もし、本気であなたが売上を上げたい、今期の目標売上を達成したいと考えているならば、来店してくれているお客さんに対して、こんな未来がありますよ!などを見せるようにしたほうがいいです。

 

そして、さらに付加価値をプラスして提供したり、普段提供しているメニューの見せ方を変えるなどをすれば、頑張って考えたメニューも飛ぶように売れていきます

 

これが、「メニュー(商品)が売れる原則」です。

 

もし、出てきた料理がその価値に見合っていなければ、二度とあなたのお店には足を運ばなくなります。

 

かといって、来店してくれたお客さんに対してを崇めるような態度をする店主がいますが、それは違います。

 

お客さんが余計に勘違いしてしまいます。

 

売れる原則に則ってメニューを考え出してください。