飲食店を経営するとき。

 

税務計算が大変だと思い込んでいる、店主やオーナーは以外にも多いです。

 

もしかして。

 

同じお店を経営している友人に進められるがまま、税理士を選んでいませんか?

 

じつは。

 

税理士に税計算をお願いするにしても、毎月の顧問料金を払う必要はありません。

 

確定申告のときだけお願いすることもできます。

 

もしくは。

 

税理士に全くお世話にならないでも納税することもできます。

結論を先に述べると。

 

あなたに時間があり、パソコンにコツコツと数字を打ち込むことが好きならば。

 

自分で納税をしたほうがいいです。

でも。

 

現実的に考えて、限りある時間を税金の計算に費やすのはもったいないと思います。



 

目次

税金の計算は機械でもできる

税金はいわば国に収めるお金です。

 

経営者であれば誰もが。

(私だってそうですが)

 

できれば高い税金を収めたくないとは思います。

 

でも。

 

何かの事業をしている限り
これだけは免れることはできません。

 

観念してください。

 

まれに、

税金を払わず逃げようとする
飲食店店主を見かけます。

 

多少は危ない橋を渡っても自己責任で済みますが。

 

これだけは絶対に止めたほうがいいです。

 

滞納金や遅延金がつきます。

 

納税額が増えるだけです。

 

そして。

 

新しく借り入れをしたくても、税金を滞納していたら金融機関は誰も相手にしてくれません。

 

個人で雇われの身でしたら、税金の支払いを滞納をしても厳しく罰せられないかもしれません。

 

しかし。

 

どんな小さな個人事業を始めても、商売をしている時点で他から見たら経営者です。

 

あなたはお店を開業している時点で。

 

「税金は払わなくてはならない義務がある」

 

ということなのです。

 

その義務を放棄することは下手したら犯罪となります。

 

お気をつけください。

 

税金に関しては、ここでは説明が難しい複雑な計算式があります。

 

これらを専門の税理士にお願いして、計算してもらうこともできます。

 

が、しかし。

 

飲食店は全体的に見て。

 

他の事業規模と比べても売上の規模が小さめです。

 

ということは。

 

経費計算や税金関係が複雑ではないので、頑張って計算ができれば自分でも納税ができます。

 

いまは便利で、とても優秀な会計ソフトがあるので少し操作が分かれば、自分でも計算ができます。

 

ただし。

 

その分、時間と労力が掛かることは、事前に分かった上で取り組んだ方がいいでしょう。

税理士は簡単には解約できない


じつは私自身。

 

税理士を2回ほど変えています。

 

開業当初は

「何を税理士の先生にお願いしていいのか分からず」

 

節税どころではありませんでした。

 

月に一度お会いして
(先生ではなく別の方でした)

税金の話などを少しだけ聞かせてもらいました。

 

ここだけの話にしておいてほしいのですが。

 

正直。

 

何をいっているのか分からず、借入れ金の返済のことばかりを相談していた記憶があります。

 

当時の私の状況は。

 

大幅な赤字を抱えていて、月々の返済金をどのように捻出するのかばかりを考えていました。

 

それから業績も良くなり、利益体質に生まれ変わったら今度は税金の納税額が増えていきました。

 

その時ほど。

 

税金を払うことに対して考えたことはありません。

 

私は様々な書籍を読んだり、セミナーなどに参加していたので、知識が他の方よりもあったようです。

 

しかし。

 

今まで赤字体質だったのが急に“利益体質”に変わり、税理士の先生が対応しきれないことが分かったとき。

 

もしかしたら。

 

税理士を変える時なのかもしれない
と思ったのです。

 

もっと期間に余裕がもてれば節税ができたと思います。

 

私自身が節税の知識が足らず、どのようにしたらいいのか迷っていた時期がありました。

 

そのような中でも、税金の支払伝票だけは私のもとに送られてきていました。

 

多分‥ですが。

 

その税理士事務所の中で、他の飲食店は赤字体質から急に短期間で黒字体質になる前例がなかったのだと思います。

 

飲食店は

「赤字体質から中々抜け出せない」

のが実情なのは
私も知っているので仕方がないのかもしれません。

 

年度末に税金の確定がされるギリギリになり、初めて節税の提案がありました。

 

飲食店にとって最も忙しい繁忙期に私は。

 

節税の対応などができるわけがなく、その年分に支払った納税額はかなりの高額になったことを今でも覚えています。

 

それからも度々。

 

収める税金に関して
同じようなことがあり。

 

結局。

 

個人から法人に変わるタイミングで、それまでお世話になった税理士の先生との契約を打ち切ることにしたのです。

 

法人にしてからは別の税理士の方に、お願いして税務計算などをしていただいています。

 

飲食店の店主やオーナーは、正直申し上げて税金のことに関して「税理士に任せておけばいい」と思い込んでいる方が多いです。

 

安心してください。

 

前述した通り
私も同じでした。

 

それに気がつくまでは。

 

一度お願いした税理士と、ずっと付き合わなくてはならないのかと高額な税金を請求された時に思いました。

 

そのようなことはなく

「自分とはソリが合わない」

「知らないことを何かバカにされている気がする」

「経費を使わせてくれない」

 

などの理由で全然変えても良いのです。

 

社長であるあなたが、自由に決めて良いのです。

 

でももし。

 

税理士を変える場合は
その旨をしっかり伝えた方がいいでしょう。

 

なぜなら。

 

税理士によっては、契約を打ち切られることに対して納得できない先生もいます。

 

それに、次の税理士に渡す書類関係もスムーズに、引き継ぎが行われない場合もあります。

 

そのようなリスクがあるので、できれば穏便に解約をしたいところです。

税理士にどこまでお願いできるのか

これは顧問契約をする、税理士のスタンスによって異なります。

 

ある税理士は追加融資の書類作成を代行してくれたり(有料)。

経費関係の書類はまとめて自分の事務所で管理する方もいます。

 

表計算ソフト(エクセル)で作られたテンプレートを渡されて、自分で経費や出入金の管理を
しなければならない場合もあります。

 

一概にひとくくりにできないのが実情です。

 

ですので。

 

できれば顧問契約をする前に

 

その会計事務所はどこまでお願いできるのか?

 

 

しっかり確認をした方がいいでしょう。

 

そうしないと後々になって

 

「これも自分でやらなければならないのか」

 

本来は「自分の仕事」をお金を支払い委任している筈なのに、税理士の先生のやり方に従わされてしまうことが、しばしば見受けられます。

 

契約を交わす前に。

 

どこまでお願いでいるのか、を事前に確認していれば顧問契約をした税理士とも良好な関係が継続できます。

 

できれば。

 

税金関係は専門の先生にお任せして、あなたは経営に専念したほうが業績もアップしやすいでしょう。

 

税金、税理士・・すべてはあなたが決めること

ここまで税理士に関することを述べました。

 

結局のところ。

 

「飲食店経営をするために税理士は必要なのか?」

 

ですが。

 

私の見解を述べさせていただくと、もしあなたが今のお店や会社の業績を伸ばしていきたいと、強く思うのであれば税理士は必要です。

 

しかし。

 

お店の規模が小さく
売上も200万を下回るくらいならば。

 

顧問契約はせずに確定申告のときだけ、信頼のおける税理士や会計事務所にお願いしたほうが経済的です。

 

「全てのお金の流れを自分で把握したい」

と考えているならば、自分で計算をして納税をすれば良いと思います。

 

いずれにしても。

 

「何を税理士に求めるか?」

を先に決めてなくては
お願いすることもできません。

 

何を税理士に期待するかだけは
先に決めておいたほうがいいでしょう。

 


税理士選びのポイント


まず、

 

あなたがどんなことを税理士に期待するのか?

 

で、仕事の依頼が変わります。

 

ちなみに、私の例を出すと…

 

利益に対しての税金問題があったので、「節税」に関して適切なアドバイスやサポートをしてくれる方を探しました。

 

探してみると驚くのですが、飲食関係の節税に関して詳しい先生が以外に少ないことでした。

 

そこで。

 

飲食業界と似ている美容業界に知り合いがいたので、節税の件を相談しました。

 

彼は都内でも美容室を3店舗経営しています。

 

当然、利益が多く出ている会社を持っているということにもなります。

 

業界は違えどお店に掛かる「経費関係」や「節税」に関しては似ています。

 

割合が少し違うだけで本質は余り変わりません。

 

結局、彼がお世話になっている税理士と直接、お会いしてから決めました。

 

私の件はあくまでも例として捉えてほしいのですが、詰まる所。

 

何をしたいのか、を明確にしたから、信頼のおける先生を見つけることができました。

 

あなたも、お店や会社の弱い部分が見せても大丈夫な税理士を見つけたければ、まずは何をお願いしたいのか?を決めたほうがいいです。

 

きっと、良い税理士の先生が見つかります。